2012年4月29日日曜日

宮部みゆきさんの比較的新しい著書でオススメなのは何ですか?

宮部みゆきさんの比較的新しい著書でオススメなのは何ですか?

2003年「誰か」までは読みました。

ちなみに今までの作品で一番好きなのは

「スナーク狩り」です。

以下から選んで下さい。

ネタバレなしの説明でお願いします。



ICO(イコ) -霧の城-

日暮らし

狐宿の人 ドリームバスター3

名もなき毒

ドリームバスター4

楽園

おそろし 三島屋変調百物語事始 時代物

英雄の書

小暮写眞館

あんじゅう 三島屋変調百物語事続 時代物

ばんば憑き 2011







質問者様の挙げた作品の中では6作しか読んでないですが、一番すきなのは『名もなき毒』ですね。ここに出てくる様々な毒、特に「人間の悪意」という毒は背筋が凍りつきます。サイコパスと思しき女性が出てきて、その女性の家族や関わる人々の思いも交錯して実際の「毒」殺事件も絡み、なかなかサスペンスフルにストーリーが展開していきます。このへん、『スナーク』に通じる面白さな感じがします。『スナーク』面白いですよね。わたしも好きです。

また、『誰か』に出てくる杉村一家が引き続き出てきますし、もうひとつ出てくる毒、「シックハウス症候群」についても大変面白かったです。でもとにかくそのサイコパスの女性がとにかく恐ろしい。しかも、そのへんにいそうな人物造形で凄いリアリティでした。



わたしは宮部さんの時代物が好きです。特に、江戸の下町に生きる市井の人々の生き生きとした描写が好きで、『おそろし』『日暮し』ではそこも健在でした。『あんじゅう』は未読です。『おそろし』は、宮部さんは怪談も上手だなあ~とうなるほどの上手さ怖さでしたよ。でも、時代物の中では『本所深川』がわたしのなかではトップのままかなあ。








時代小説が好きなので私の名前にも使ってる「あかんべえ」がオススメです。なんせこの本のおかげで時代小説が、幽霊が好きになりましたww







私も、宮部さんの作品の中ではスナーク狩りが一番好きです。

その中から選ぶなら、やはり”楽園”ですかね。”いかにも宮部みゆき”といった感じでした。



時代物がお好みでしたら、”ぼんくら””日暮らし”を通して読むととてもおもしろいですよ。私にとっては宮部作品で五本指に入る名作です。というか本当は楽園よりこっちのが好きです。



ちなみに”狐宿の人”ではなく”孤宿の人”が正解です。







新しいと言われるとちょっと違うかもしれませんが、RPGなんてどうですか?

スナーク狩りは面白いですね。東野圭吾さんのさまよう刃と同じ様な設定ですが、私はスナーク狩りの方が好きです

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