宮部みゆきさんの比較的新しい著書でオススメなのは何ですか?
2003年「誰か」までは読みました。
ちなみに今までの作品で一番好きなのは
「スナーク狩り」です。
以下から選んで下さい。
ネタバレなしの説明でお願いします。
ICO(イコ) -霧の城-
日暮らし
狐宿の人 ドリームバスター3
名もなき毒
ドリームバスター4
楽園
おそろし 三島屋変調百物語事始 時代物
英雄の書
小暮写眞館
あんじゅう 三島屋変調百物語事続 時代物
ばんば憑き 2011
質問者様の挙げた作品の中では6作しか読んでないですが、一番すきなのは『名もなき毒』ですね。ここに出てくる様々な毒、特に「人間の悪意」という毒は背筋が凍りつきます。サイコパスと思しき女性が出てきて、その女性の家族や関わる人々の思いも交錯して実際の「毒」殺事件も絡み、なかなかサスペンスフルにストーリーが展開していきます。このへん、『スナーク』に通じる面白さな感じがします。『スナーク』面白いですよね。わたしも好きです。
また、『誰か』に出てくる杉村一家が引き続き出てきますし、もうひとつ出てくる毒、「シックハウス症候群」についても大変面白かったです。でもとにかくそのサイコパスの女性がとにかく恐ろしい。しかも、そのへんにいそうな人物造形で凄いリアリティでした。
わたしは宮部さんの時代物が好きです。特に、江戸の下町に生きる市井の人々の生き生きとした描写が好きで、『おそろし』『日暮し』ではそこも健在でした。『あんじゅう』は未読です。『おそろし』は、宮部さんは怪談も上手だなあ~とうなるほどの上手さ怖さでしたよ。でも、時代物の中では『本所深川』がわたしのなかではトップのままかなあ。
時代小説が好きなので私の名前にも使ってる「あかんべえ」がオススメです。なんせこの本のおかげで時代小説が、幽霊が好きになりましたww
私も、宮部さんの作品の中ではスナーク狩りが一番好きです。
その中から選ぶなら、やはり”楽園”ですかね。”いかにも宮部みゆき”といった感じでした。
時代物がお好みでしたら、”ぼんくら””日暮らし”を通して読むととてもおもしろいですよ。私にとっては宮部作品で五本指に入る名作です。というか本当は楽園よりこっちのが好きです。
ちなみに”狐宿の人”ではなく”孤宿の人”が正解です。
新しいと言われるとちょっと違うかもしれませんが、RPGなんてどうですか?
スナーク狩りは面白いですね。東野圭吾さんのさまよう刃と同じ様な設定ですが、私はスナーク狩りの方が好きです
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