スイッチングシステムでノイズは減るでしょうか?
現在、エフェクターをボードに5個つないでいます。
(COMP-EQ-WAH-PHAZE-CHO)
全てのエフェクトをオンすることはありません。
同時使用はせいぜい2個くらいです
(COMP+CHOとかで)
空間系のエフェクターが多いので音質の変化も気になりますが
弾いていない時のアンプからのノイズが気になります。
また上記エフェクター以外でA/Bボックス使用しています。
A/Bボックスでチューナーアウトしていますが
切り替え時のブチッと音が出てしまうのも解決できないかなと考えています。
スイッチングシステムに詳しい方がいらっしゃいましたら
回答よろしくお願い致します。
ノイズの原因が何なのかによります。
スイッチングシステムを使う前に原因を特定しましょう。
その5つのエフェクトのうち、一番のノイズ源は何でしょうか?
特定の一つをオンにした時に明らかにノイズが増えるのか、何か二つを組み合わせた時にノイズが気になるのか。
エフェクトに歪みが入っていないので、アンプで歪ませているのだろうと思いますが、エフェクターをつなぐつながない以前にアンプでノイズは出ていませんか?
仮にアンプがノイズの原因だとすれば、当然スイッチングシステムを導入しても全く意味がありませんよね。
一言でノイズと言ってもいろいろな原因が考えられます。
ギターのピックアップが根本的な原因かもしれませんし、シールドかもしれません。
エフェクトをつなぐことで発生した音痩せを補正しようとイコをかけた結果、ノイズの帯域を一緒に持ち上げているのが原因かもしれません。
まず、スイッチングシステムを導入する前にノイズの原因を特定しましょう。
その上で、特定のペダルがノイズの原因であれば、違う種類に変えるのが一つの手段。
どうしても音的にそれを使いたいのなら、そこで初めてスイッチングシステムの導入を考えるようにすべきでしょうね。
ただ、スイッチングシステムは高いです。
なので、ノイズ対策として良質なバッファアンプをペダルの先頭に持ってくるといいと思います。
例えばマイクロアンプだとか、AC-BOOSTERとかその辺のモデルをかけっぱなしにして先頭においておきます。
そうすると信号自体がノイズに強くなります。
補足へ
コーラス、フェイザーをオンにした状態で、弾いていない時にうねりが出るということですよね?
ちょっと気になっているのは、コーラスとかフェイザーの後に歪みをかけているのではないかということです。
上にも書きましたが、歪みのエフェクターが入っていないので、そうなのかなと思っています。
詳しいことは省きますが、歪ませればノイズは増えます。
歪ませる前までに発生している信号、ノイズも含め増幅します。
アンプで歪ませているなら、その前のコーラスの部分で発生した微弱なノイズも、アンプで歪んだ時点で気になることになります。
これってスイッチングシステムにしても解決しないと思います。
スイッチングシステムにしても、パッチを切り替えない限り、信号はコーラスを通るわけですから、いちいちプログラムを切り替えないと結局うねりますよね。
だったら、コーラスをその都度オフにするのと変わらないと思います。
さて、具体的な対応策ですが…
1、ノイズサプレッサーを導入する。
2、エフェクトの最終段にボリュームペダルをいれて、無音状態時のノイズが気になるときにボリュームを落とす。
3、アンプにセンドリターンが付いていれば、フェイザーとコーラスはそっちにつなぐ。
4、ギターにノイズ対策を施す。
5、シールドやパッチケーブルを良質なものに変える。
6、エフェクトの先頭にバッファを置く。
辺りになってくると思います。
環境が許すなら、3が一番お手軽ではありますね。
どれを試しても100%解決するとは言い切れませんが、いくつか組み合わせることでノイズを減らすことは出来ると思います。
繰り返しになりますが、ノイズの原因を特定するのが大事です。
どこでノイズが起こっていて、どこでそのノイズが増幅されているのかを調べると対策しやすいですね。
ノイズの発生場所と、ノイズの増幅場所は同じこともありますし、違うこともあります。
コーラス、フェイザーの位置を中心にして、それより前に原因があるのか、後にあるのか、両方なのかが分かると後は比較的簡単だと思います。
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