2012年4月26日木曜日

エフェクターの「TONE」について

エフェクターの「TONE」について

長年ベースをやっていたのですが、数ヶ月前からギターを始めました。



コンパクトエフェクターを数個持っていて、各エフェクターごとにTONEの設定があるのですが、複数エフェクターを接続する場合、それぞれのTONEはどのように設定するのが良いのでしょうか???



「自分の出したい音に設定する」というのが最もな回答かとは思いますが、皆さんの設定方法を参考にできればと思っています。



と言うのは、今までベースをやっていて、エフェクターをほとんど使っていなかったので、そういった知識に乏しいのです。



ちなみに今は「ギター」→「チューナー」→「コンプレッサー」→「オーバードライブ」という順に接続していて、



BOSSの「コンプレッサー」、「オーバードライブ」で、それぞれにTONEのつまみがあります。



TONEはそれぞれ同じレベルに設定するのが一般的なんでしょうかね?



ご教授ください。







使い方次第です。



今はコンプとオーバードライブですか。



例えば、明るめの音を作るとして、一つずつ使ったときに調度良くなるようにトーンを設定したとしましょう。

一つで調度いいのを二つともオンにするとどうなると思います?

キンキンした音になるでしょうね?



常に両方かけっぱなしなら、両方オンの状態でアンプのイコをいじるなり、トーンをいじるなりで心地よくなるようにすればいいと思います。

でも、この場合、アンプのイコも含めてトーンが3つあることになるので、例えばエフェクターのトーンは真ん中にしておいて、アンプのイコを中心に音を作るというのでいいと思います。

どうしてもアンプで納得行かなければ、オーバードライブのトーンをいじるとか。



でも曲の途中でオンにしたりオフにしたりするとなると少し話は変わります。

ノーエフェクトで音、オーバードライブだけをかけた音、コンプだけをかけた音、両方をかけた音、全てできちんとした音が出なくてはなりません。

この場合は目指すサウンドに応じてそれぞれのトーンの設定は変わってくるでしょうね。

ただ、一個ずつ使ったときと、組み合わせて使ったときでどうしてもトーンがダブることになるので、ある程度妥協するなど、兼ね合いをかんがえることは必要です。








音は人それぞれの好みがあるので難しい質問だとは思いますが、もし自分が同じエフェクターを持っていたら、とりあえずチューナーを外して(トゥルーバイパスでも完璧なバイパスのものはほとんどないと思うので)コンプとオーバードライブだけにします。



それで、エフェクターのトーンについてはとりあえず真ん中にしておき、アンプ側のイコライジングも全部真ん中にして一番よく使う歪み具合でまずアンプのほうのイコライジングをいじってみると思います。



そんな感じで上手くいかなかったら、サブとしてエフェクターのトーンをいじる感じですかね。ギターのボリュームやトーンによってもだいぶ変わると思うので、結局ごちゃごちゃいろんなツマミをいじることになってしまいますが、毎回ギターはフルテン、エフェクターとアンプは全部真ん中から初めて、その日の気分によって音作りしていると、そのうちいい音が出るポイントが自然とわかってくると思います。



エフェクターのトーンはそろえる必要はないと思いますが、基本はアンプのイコライジング、というスタンスが一番王道っぽいんじゃないかと、個人的には思います。



あと、蛇足ですがコンプは歪んだ音の場合はなるべく薄く掛けたほうが音ヌケが良くなると思います(特にアタックレベル。それも好みによると思いますが)ので、トーンよりもそっちのほうを気にしたほうが理想の音に近づくこともあるかもしれません。



ベースの音作りは全く知りませんが、ギターの音作りは「リセット」と「チャレンジ」を繰り返してひたすら自分の音に対する感性を鍛えるのが重要だと、自分(注;アマ中級)は思います。







コンプレッサーとオーバードライブ、それにアンプだとそれぞれのトーンの掛かり具合が違います。コンプレッサーだとアタック音に掛かったり、ディケイ音が変化したり、オーバードライブだと歪み成分の尖り方が変わったり、アンプだと最終的に強調する帯域を選べたり。



それぞれ色々いじってみないと分かりません。ギターの音作りで1日~2日掛けて試してみるべきでしょう。

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